マウスピース製作

五反田エヌ・エイ歯科では、保険適応のマウスピースをお作りしております。

マウスピース(ナイトガード)の役割

マウスピースを装着することで、日々の歯ぎしりや食いしばりで起こる歯の摩耗を減少させることができます。
歯ぎしりや食いしばりは、歯にとても大きな負担をかけてしまいます。
それが毎日行われるので、歯はダメージを受け少しずつ擦り減り、最悪の場合は歯が欠けてしまうのです。
そのため、歯ぎしりや食いしばりがある方にとっては、マウスピースを使用して眠ることが、歯を保護するための有効な方法です。

マウスピースを使用することにより、歯に加わる力を分散させることができ、歯やつめ物・かぶせ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。また、顎関節症の改善や筋肉の緊張を解消する効果もあります。

マウスピースの種類

ソフトタイプ
厚さ1mm~2mmくらいのゴム製の柔らかい素材です。装着時の違和感が少ないのが特徴です。
歯ぎしりによる力が強い場合は削れて穴が空いてしまうことがあります。
ハードタイプ
プラスチック製の硬い素材です。
装着時の違和感が強いです。
ソフトタイプのように、削れて穴が空くなどのトラブルが少ないです。
歯ぎしり、食いしばりが強い方にはオススメです。

マウスピースの耐久性

マウスピースは時間が経つと、すり減って穴があいたり、変形変色してしまうことがあります。
修理もできますが大幅な修復を要する場合は新しく作り直したほうがいいでしょう。
個人差や使用頻度にもよりますが、1〜2年くらいが一般的に寿命と言われています。
定期的にマウスピースに穴が空いてないかどうか歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。

市販のマウスピースについて

市販のものはゴムでできたマウスピースをお湯で柔らかくし、歯に合わせて作成していくものが多いです。
気軽にできるのはメリットですが、適合が悪く違和感が強いのがデメリットとなります。
一方、歯科医院で作るマウスピースは歯型を取り、それに合わせて圧接して作るため適合が良いものとなります。

マウスピースお手入れ方法

  1. マウスピースは熱に弱く変形してしまう可能性があるので、必ずお水で洗うようにしてください。
  2. 歯磨き粉はマウスピースを傷つけてしまうため使用しないでください。
     また、目に見えない汚れや細菌を取り除くためにマウスピース専用の洗浄剤を使用することをオススメしています。
  3. マウスピースを洗浄後、ぬれたままにしておくと細菌が繁殖しやすくなります。よく乾燥させてからケースの蓋を閉めるようにしましょう。
  4. マウスピースを暑くなる場所に置いておくと変形してしまうことがあります。涼しい場所(冷暗所、冷蔵庫など)に保管してください。
  5. 就寝時は、必ず歯を磨いてお口の中清潔な状態にしてから付けてください。